Besnica タデイの故郷

私が今滞在している家はアンドレヤの一家の家で、そのアンドレヤの妹のマルティナの彼氏の家に行く。

説明するのが長くて面倒であるので、友達のタデイの故郷に行く。ということにしておく。

土曜日は仕事をしないのである。

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この場所で第二次世界大戦で始めてドイツ占領軍をザロシュカ・パルチザン部隊がやっつけたとのこと。

記念碑がひっそりと道路の脇に立っています。

スロベニアは旧ユーゴの国なので、当然ドイツと戦っております。

ドイツが怒ってユーゴに部隊を差し向け、すぐに占領してしまった。

しかしチトー率いるパルチザン部隊と、ミハイロビッチ率いるチェトニックがこれに抵抗したんですよね。

まぁチェトニックの方はセルビア主義の色が強く、最終的にパルチザンにやられています!

この頃からユーゴの内紛の種であった民族主義があったんですよ。今はほんと平和ですけどね。

家に到着。

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山間にある静かで綺麗な村です。

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自家製ぶどうをつんでます。

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タデイは家で車を作ったりしています。ここで作った自家製車でラリーに出場し1位を取ったとか。

天才かなにかか?

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妹さんがギバニツァというプレクムルスカ地方で有名なケーキを出してくれました。

いろいろな味が含まれていた、かなりレベルが高いです。うまい。

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食事の用意をします。なんか凄いワイルドじゃないですか?

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へび。ペットです。脱皮と捕食を同時に行うというエンターテイメントをやってくれました。

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肉。BBQみたいな感じです。めちゃくちゃうまい。

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近くの小川に散歩しにいきます。

私はナメクジを踏んづけました。

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車で丘の上へ。

いい景色を堪能し、帰宅。

本日は良い休日になりました。

ありがとうタデイ、マルティナ。そして隣人のみなさん。

金曜再び

花の金曜日とは言ったものの、実際は酒の金曜日である。

以前クラブで会ったターシャと飲みに行くことになった。

リュブリャナの中心部にあるコングレスニ広場で、芝生に座り酒を飲み始める。

「俺あんま酒飲めないから」

と言って酒を差し出す。ついでにお菓子もあげる。

いろいろ話をしていると、酔っ払った彼女が言った。

「あ、あそこにいるの日本人みたい。話しかけてくる」

そして彼女は日本人男性旅行者を捕まえてきた。

そのままシーシャバーに行き、寿司バーに行き、またバーに行き、

出来上がった頃にはこの二人はとてもロマンチックな雰囲気になったいた。

私はというと、ローカルなおじさん達と日本語レッスンをしていた。

「オ水チョウダイ!アリガトウ!エッ!?ドウイタシマシテ!」

「お前はすげーよ!いや、すげー才能あるよ!」

とふざけているのである。

タクシーでメテルコヴァに行くとき、二人は後部座席で激しくイチャついていた。

うん、なんというか、俺もう帰っていい?(笑)

「お前ら勝手にやってろよ。おれ友達に会いに行くから」

ということでメテルコヴァで普通にレア達と会い、そのまま4時頃まで話していた。

二人の行方は誰も知らない。

Trboje

Trbojeに行きましょう。ということで、仕事終わりにタデイの車で4人で出かける。

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Trbojeとは首都リュブリャナのそばにある村で、地形的に川の流れがとまり、一部が湖のようになっている場所なのである。

川べりに着き、カフェで飲みのを注文。

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しばらくすると、夕日が沈んでいく。

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湖の上でお酒が飲める、なんとも素敵な場所でした。

私はこの後普通に飲み過ぎてスマフォを失くしました。

さらばパズドラ、さらば白猫。

BTCへショッピング

某、今回スーツケースの半分をおみやげで満たしていたために、着るものがないのである。

ここだけの話、パンツは1週間同じものを穿いているのである。

うわぁと思った読者の方は、タブの右上の☓ボタンを押しそっと閉じるのがよろしかろう。

さはさりながら、当然毎日同じ履物をしている某こそがうわぁあという思いをしているのである。

私がショッピングに行かなアカンとアンドレヤに強く言ったのは、そういう原因があるのである。

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アンドレヤ姉妹とその彼氏。

なにげにスロベニアで初マックである!

その後ショッピングに行き、念願のパンツを手に入れた。

貧民から平民に成り上がった時と同じ感触である。

ROŽNIK ロージュニク

火曜日である。

今日は特に予定がなかったので、仕事後は市内に出てコーヒーでも飲もうかなと思い、市内へ。

川沿いを歩き、適当に席を見つけ座る。

そういえば、昨日レアがリュブリャナに帰ってきたんだったなと思い出し、彼女に連絡を取る。

「いまセンターでコーヒー飲んでるけど何してる?」

「私も市内でお茶してるよ!」

じゃあ来るか?ということで呼ぶ。しばらくして彼女が来る。

「もーいもいこうへーいまいでぃあ〜〜」

擦り寄ってくるレア。あんた彼氏おるでしょうが!というツッコミはまったく効かない。

「ルカは彼女だから彼氏作ってもいいんだもん」

それスロベニアの風習なの?

「バルカンの風習だよ!」

アイスクリームを食べ行き、ビールを飲む。

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いっつも酒飲んでるわ!

この後とりあえずティボリに行く?というので行くのだが。

ROŽNIKを見に行こうかという提案。はて。どっかで聞いたことあるような?まぁいいか行くわ。

ティボリ公園に入り、坂を登っていく。

あかん、これはアカン!

酒気がみるみる抜けていく。坂、坂、坂!俺はいつの間にかハイキングをしていた。

レアが隣でぜぇぜぇいっている。なんでスロベニア人はハイキングが好きなんだ?

行きたくねーよ!とレアと二人でぷんぷんしていても、

「ROŽNIKは綺麗だから、一見の価値があるよ」

という友達。

「俺みたいなデブが行くんだから君たちに不可能なはずがないだろ!」

と言う友達。

ROŽNIK、ロージュニク…。思い出した!私はそこに行ったことがある!

2年前、同じように何だか分からず案内されハイキングをすることになった、あのピンクの教会である。

「行ったことあるから帰るわ」

「嘘つけ!はやく行こうぜ!」

むりやり連れて行かれ、頂上に着くまでに40分くらいはかかったであろうか。

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このピンクの教会がROŽNIKである。残念ながら中には入れない。

カフェがあり、飲み物を注文する。

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良い景色だけど疲れたよ。

そのまま下山。

教会の鐘が鳴っている。そういえば前回ここに来た時は、帰国間近だったなぁ。

酒飲めば 鐘が鳴るなり ROŽNIK…

本当は市内でゆっくりしたかったんだけどね、まぁこういうのも嫌いじゃない。

リュブリャナで水タバコを

以前日本に来た時にうちに滞在していたコーキが日本語の勉強をしたいというので、センターのシーシャバーに行く。

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ラドラー(味付きビール)を飲み、シーシャを吸いながら日本語の勉強。ついでにスロベニア語も勉強。

PičkicaとCuraとPečičは同じ意味だぜ。

Svakačastはすげーって意味だぜ。

しばらくしてから小腹が空いたのでピザを食いに行く。

まぁヨーロッパですからピザはでかいです。

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日本のラージがこっちのスモール。あと、ナチョチーズがめっちゃうまい。

しばらく漢字の勉強をして、帰宅。

白、百、自、日

似ててまじ分かりづれーわ!というコーキ。

言われてみれば、確かにそうだな。

日曜日

本日は、スティーペの新居にお邪魔する。

お邪魔するといっても、やることはだいたい日本と一緒である。

適当に会話をするか、ゲームをするかというわけである。

グレガ達と一緒にお邪魔し、会話する。

「おい、いまヨーロッパで何が起きてるか知ってるか!」

「あぁ、難民のこと?」

「そうだ、テロリストだ!確実にあの中にテロリストが入っているぜ!」

スロベニアは難民の受け入れ用意が整っており、2000人を受け入れる準備と3000個のテントが用意されている。

「俺は自分で戦うためにピストルを買うぜ」

と冗談をかますスティーペ。

お前は元軍人なんだからピストルなくても大丈夫だろ。

いろいろ話した後、FIFA16の体験版をプレイ。

相変わらずイブラヒモビッチが大好きなスティーペであった。

スロベニアの土曜日

金曜日に友達と遊ぶとすれば、土曜日は何をするのであろうか。

単純である。二日酔いの者は夜まで寝ているか、元気がある者はまた遊ぶのである。

元気のない部類の人間であった私は、アンドレヤ達に連れられて夜中にもう一度クラブへ行く。

スケレットという骸骨がいる中心地のクラブに着いたのは2時頃で、その時既に私の体は睡眠していた。

「ドイツに行ったらソーセージを食べるでしょ?スケレットに来たら、カクテルを飲むのよ」

そういって友達はお酒をおごってくれた。

スケレットのカクテルは、とてもおいしい。

2時間程経った後、私は限界を迎え身体活動を停止した。

すると後ろからつつかれる。

「あなた日本から来たの?」

「そうだけど」

「私日本語の勉強しているの!あなたひょっとしてこうへいさん?」

「なんで名前知ってんの?そうだよ!」

「あなたがFACEBOOKで友達申請してきたでしょ。はじめましてね」

いろいろ話をしたかったのだが、クラブで音が大きいためあまり会話ができない。

彼女の名前はターシャ。私が日本から友達申請を連発した中で受け入れてくれたスロベニア人の一人であった。

後日お茶でもすることになり、そのままターシャはどっかに消えた。

私はというと、隣で踊るアンドレヤと友達のターニャを尻目に、ソファーに腰を下ろしそっと目を閉じていた。

30分くらいそのまま経過し、帰宅することに。

歩いて帰る道のりは遠く、家まで1時間くらい徒歩で歩いていった。

おつかれさん。

スロベニア

ミュンヘンからスロベニアまで電車で6時間。

長いように感じるが、絶えず変化する外の風景を眺めていればあっという間である。

途中でスロベニアの電車に乗り換えて、まったりと進んでいく。

スロベニアに到着すると、アンドレヤのお父さんが迎えに来てくれていた。

そこから家に到着し、少し休憩。

15時頃、アンドレヤが仕事から帰宅した。

「今日は友達と飲みに行くよ!」

まぁそうなるよな、金曜日だし。金曜日はスロベニアでは友達と遊ぶ日なのである。

花の金曜日は、どこでも一緒なのだろうか。

23時頃(23時に飲みに行くというのが某には謎なのだが)、車でセンターへ向かう。

少し待っていたらスロベニアの友人たちがやってきた。

外で2時間ほど飲み、クラブへ。

スロベニアのクラブは安い。入場料は3ユーロくらいだったかな。

そのまま朝までクラブで遊び、朝帰りを決める。

おやすみ。

ミュンヘン

モスクワからミュンヘンに到着。

ドイツはやはり建物の構造が合理的で、モスクワのだだっ広い空港と比べると日本のようで親近感が湧く。

時刻は18時頃であった。外は寒く、日本の11月中旬頃の気温である。

空港から市内に移動する時は、大体どこの国であろうと移動手段は電車かバス、タクシーである。

今回はバスで市内へ向かう。運転手のおじちゃんは仕事に忠実であった。

ここはロシアとは大違いである。従業員の態度は非常に素晴らしい。

もちろんロシアにも感じの良い従業員はいるけれど。

ミュンヘンに着き、ホステルに到着。そのまま部屋のベッドに入り睡眠。

クリスカからメールが来ていた。

「この前もらったクッキーだけど、全然甘くないんだけど!なにこの変な味?」

すまん、それはクッキーではなく、せんべいだ。