プロシュートはおいしい

突然なことなのだが、スロベニアのメシはうまい。

特に私を惹きつけて離さないのが、プロシュート(生ハム)である。

ヘタしたらこれはイタリアのよりもうまいんじゃないかと強く思い込むくらいうまい。

うまいと言うのは具体的にどういうことかというと、ひとくちで広がる豊潤で深い味わいである。

日本で食べるやつはひとくちで消え去ってしまうのだが、こっちのは味わえば味わうほど深まっていくのである。

私はキロ17ユーロくらいのプロシュートを気狂いのように貪っていた。

安い!なんて安いんだろう!

以前友人がこのように言っていた。

Laškoは人生。Unionは夢。

いま私は恐れず声高らかに宣言しよう。

プロシュートは人生!

プロシュートは人生である!

そのこころは?

う〜ん。こころとかはないんですけどね。なんかそんな気がして。

しかも、特にひねらず友人の例えを借りパクしただけですからね。

大きな声では、やっぱり言えないものなのだなぁ。

とりあえずタイトルを書き換えよう。

プロシュートは人生 とかじゃなくて、こう、もうちょっと粋な例えをだな。

もう少しひねって人生とか夢みたいな例えをだな。

う〜ん…。

まぁ、いっか。

プロシュートは、おいしいよ。

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